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普通救命講習会

日時 平成19年2月25日(日)9:00〜12:00
集合場所 AM 8:30西大路第三町内会集会所 
各車分乗にて西消防署へ向かいます。
講座 草津西消防署にて普通救命講習会
AEDは、患者の心臓に電気ショックを与える装置で、最近では公共施設や空港などに設置され、誰でも使用可能な状況となっています。 救急隊が到着する前にこれを使用することが出来れば、命が助かる確率は大幅にUPします。
連絡先 自衛消防隊隊長 佐藤逹之
心肺蘇生法(CPR)
@意識の確認と通報
まずは自分の安全を確認します。安全で無い場合は傷病者を安全な場所まで移動します。
肩を軽く叩きながら呼びかけてみて、反応がなければ緊急事態です。近くに人がいれば、直ちに意識が無い事を119に通報してもらい、AEDを取ってくるよう依頼してください。人がいなければ、携帯電話で通報します。
A気道の確保
 通報を依頼したら、傷病者の観察を開始します。まず、頭に手をあて下顎の骨の部分を持ち上げるようにして、気道の確保を行います。これは、舌が落ち込み、気道が閉塞するために行います。
B呼吸の確認
 気道を確保したままで、胸の動きを見ながら、呼吸音を聞くようにします。8〜10秒以内で呼吸の有無を判断します。
C人工呼吸
 フェイスシールド等の感染防止器具を使用し、空気が漏れないよう鼻を押さえ、人工呼吸を2回行います。強さは軽く胸が上る程度です。感染防止器具がない場合や、くちや顔面から出血をしている場合などは、人工呼吸を省略して、心臓マッサージのみを行っても構いません。
E胸郭圧迫 その1
 いわゆる心マッサージです。押す場所は、両胸(乳頭)の真ん中です。左胸を押すのではありません。

 ペースは1分間に100回ほどです。胸郭圧迫と人工呼吸は、30回と2回の割合で、交互に行います。
F胸郭圧迫 その2
 両胸の中心部を、手の踵の部分を使って、肘を伸ばして垂直に4〜5cm押し込みます。

 これを続けながら、AEDまたは救急チームの到着を待ちます。
AED
GAEDの装着
平成14年7月に、厚生労働省が、AEDの非医療従事者の使用を認める見解を出しました。一般の方がAEDを使用したとしても、問題にはなりません。
 AEDは到着したら直ぐに使用します。顔の横に置き電源を入れ、衣服を脱がして、パッドを右の鎖骨の下と、左脇の部分に貼ります。この間も一連の心配蘇生法は続けたままです。
心臓がけいれん(心室細動)を起こしたら、一刻も早く除細動を行うことが重要です。1分遅れる毎に、約10%社会復帰率が低下するというデータがあります。このため、救急車が到着するより前に除細動を行うことが理想です。最近では、家に置いている方もいます。
除細動とは、「細動を除く」という意味で、細動とは心臓の細かい動き=けいれんを指します。心臓のけいれんを取り除くためには、心臓に大きな電流でショックをかけることが必要です。従来、医師が行う治療でしたが、AEDにより誰でも除細動を行うことが可能になりました。
水や汗などで体が濡れている場合、胸部のパッドをはる周囲のみ拭いて、水分を取り除いてください。顔や腕や背中、足その他の部分は、拭いている時間がないので、そのままで結構です。濃い胸毛の上にパッドを貼ると、パッドが皮膚から浮いてしまい、うまく心臓の状態を調べられない場合があります。この場合、胸毛を剃るか、薄い部分にずらしてパッドを貼り付けてください。ペースメーカー等がある場合は3cm以上離してください。
A安全確認
 電源を入れてパッドを装着すると、心臓の状態を解析します。ショックが必要と判断したら、充電が始まります。解析中と、除細動ボタンを押す際には、必ず誰も触れていないか、安全確認を行ってください。
B除細動後の確認
 「除細動は必要ありません」というメッセージが流れたら、循環がなければ心肺蘇生法を開始します。以後、AEDの言うことをよく聞くことが重要です。
C循環が戻ったら!
 手を払いのける等の循環が戻ってきても、電源を切ったりパッドを剥がしたりせず、AEDはそのままにして、救急チームの到着を待ってください。

救命講習会について

日時 平成16年11月14日(日)AM 9:00〜12:00
集合場所 AM 8:30西大路第三町内会集会所 
(守村車・佐藤車)分乗にて西消防署へ向かいます。
持参品 筆記具・過去の救急救命講習修了書(有れば)
講座 草津西消防署にて救命講習会
連絡先 自衛消防隊隊長 佐藤逹之
備考 講習修了者にはお弁当を支給いたします
今から講習が始まります 伊藤班長
佐藤隊長 奥村副隊長
中澤氏 宮本副隊長
堀川隊員 奥村氏
斎戸氏 後藤氏
斉藤班長 守村隊員
編集後記
3時間の講習で、
成人に対して一人で行う
心肺蘇生法 ( 人工呼吸と心臓マッサージ )を
中心に、大出血時の止血方法などを習得を目的とし、
受講いたしました。受講者は11名。

受講者には修了書が発行されました。
早い通報・応急手当が尊い命を救います。
写真提供:守村賢次
 
講師を囲んで終了後記念撮影