隣接校希望選択制度が、来年度からほぼ導入される気配なのです。

草津市教育委員会事務局御中                   
市民懇話会 住岡会長殿

市民懇話会委員辻 勝彦(野村丁目在住)

草津市立小学校の学校選択制に係る西大路第三町内会地区住民意識アンケート結果 

(注)西大路第三町内会は、草津第二小学区の最北端の地区隣接渋川小・笠縫東小の、西大路町、野村1.2丁目の地域です。

********************* 記 ************************
<未就学児のお子さんを持つご家庭のみ、集計結果。回収率は、80〜90%程度と推定>
質問1)学校選択制(隣接校希望選択制度)導入について、

【賛成 17票】 【反対 4票】 【わからない 5票】
理由は、当委員会資料より抜粋したものを利用、当地区の意見も下記理由に集約されました。
●賛成の理由

  1. 児童・保護者の希望に沿った学校に就学できる。
  2. 地理的にJRのこちら側の学校に行くことが出来る。(例、渋川小、笠縫東小等)
  3. 学校公開により、市民の学校や学校教育に対する関心が高くなる。

●反対の理由

  1. 地域で子供達を育てようとする風土が弱くなる。
  2. 分団登校が難しくなる。登下校時の安全が懸念され、保護者の負担が増える。
  3. 通学区域を限定すること(学区制)によって育んできた、地域性、歴史性、連帯感の醸成、また、これにより地域によるPTA活動、子供会、青少年活動、体育振興会、敬老会、同和教育推進など様々な活動をどのようにしていくのか、解決しなければならない問題がある。[注1]

質問2)学校選択制(隣接校希望選択制度)が導入された場合、あなたのお子さんは、どちらの小学校へ通学させたいですか。

(複数票あり)【草津第二小 9票】 【渋川小 15票】 【笠縫東小 4票】

質問3)新1年生からのみの対象でよろしいですか。

【良い 10票】 【悪い・導入年は、在学生も含めるべきである13票】

質問4)受け入れ枠を超えた場合の対象で、抽選となった場合に、兄弟姉妹双子の対応は、優先はしなくて良いですか。

【優先するべき 20票】 【優先しなくても良い・別々の学校の可能性がある 3票】

質問5)学校選択制が導入された場合、(上記[注1])でありますように、町内子供会(草津第二小や渋川小などなどいくつかの学校に通学している子供達のくくり)での町内活動や、それぞれの小学校の分団活動との、両立が保てるよう町内会が今後注力して、その役割を担うべきだと思いますか。

【そう思う 19票・思わない 1票・わからない 5票】

質問6)その他のご意見。(その他の意見の中でも、多数意見を集約しました。)

  1. 選択制導入時の分団登校の問題。
  2. 渋川―草津第二小問題の解決。安全について、JRの西口側から、朝の通勤の人混みを抜け、草津第二小へ50分もかけて通う。JRの西口側に、笠縫東10分、渋川小2校もあるのに、なぜ通えないか。子供をおびやかす犯罪が増加し、安全で健全に生活を送れること優先してほしい。
  3. 草津市として、学区の境目に住んでいる人達の問題ではないか。問題地区のみの対応にして緩やかに導入するべき。まず、問題地区をシュミュレーションしてはどうか。(当該アンケート実施も、そのひとつです。)
  4. 個人個人の申請対応では、人の繋がりが薄れていく問題。ブロック地域・地区・班ごとの申請制度
  5. 教室の増・新築に十分予算を取り、抽選外れ者がでるのは、望ましくない。